活性酸素と抗酸化物質 [健康・医療一般]

細胞を傷つけ、錆びつかせるとして、老化の主要原因にされているのが活性酸素です。活性酸素は免疫機能の一端を担っているので、一方的に悪者扱いすべきではないのですが、余分な活性酸素はやはり体にダメージを与えます。


“錆びつかせる”というのは、酸化するということです。もっとハッキリ言うと、周囲の物質から電子を奪い取るという事です。電子を奪われた物質は、周りから電子を奪うため、ダメージがどんどん広がっていきます。


活性酸素の害から細胞を守ってくれる成分が抗酸化物質です。ビタミンE、ビタミンC、ポリフェノールなどがあります。


一般的な抗酸化物質は酸化されやすい性質をもっており、細胞より前に自分が酸化されることで細胞を守ってくれます。つまり、身代わりになってくれるわけです。


しかし、一度酸化されればもう身代わりにはなれないので、直ぐに効力を失うという弱点があります。


それに対してフラーレンという抗酸化物質は、抗酸化作用のメカニズムが違うそうで、直ぐには効力が落ちないというメリットがあります。フラーレンは、様々な観点から期待の成分であると言えるでしょう。


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