AGEと老化(1) [健康・医療一般]


最近注目されている老化物質にAGEがあります。AGEは、「Advanced Glycation End Products」の略で、日本語では「終末糖化産物」と言います。


この日本語名からある程度想像がつきますが、蛋白質と糖質が結合し、熱が加わってできる物質で、弾力性がなく、茶色っぽい色をしています。


シワがある老けた肌は、まさにこの状態です。コラーゲンという蛋白質に糖質がくっつき、体温などの熱が加わってAGEがたまるのです。


でも、見た目だけの問題では済まされないのが、AGEの恐いところです。体のいたるところに蛋白質は存在するため、AGEは様々な部位でできて悪さをします。


血管でできれば、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。


骨でできれば、骨粗しょう症になります。


脳で起これば、アルツハイマーを引き起こします。


このように、AGEは体全体の健康や老化にかかわる物質なのです。


 


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