体脂肪が関係する意外な病気 [健康・医療一般]
同居人のいびきに悩まされているという方は多いのではないでしょうか。
このいびきは実は病気の一種である可能性があります。睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる病気で、これ自体はすぐに命に関わるようなものではありませんが、周囲は迷惑を被りやすい症状です。
睡眠時無呼吸症候群は、文字通り眠っている時に、無呼吸になってしまう症状が出る病気となります。
厳密な定義としては、10秒以上無呼吸な状態が、睡眠中に5回以上あった場合に睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
いびきの他、日中の眠気、頭痛などの症状を引き起こしますが、いびきや呼吸が止まっていることは、眠っている本人には分かりません。体脂肪が多い方ほど、睡眠時無呼吸症候群に罹る可能性は高くなります。
体脂肪が、気道を塞いでしまい、結果的に呼吸が上手くいかず、止まったり、いびきといった症状が出たりしてしまいます。
体脂肪が主な原因ではありますが、全てではありません。鼻の形等、先天的な要因、ストレス等後天的な要因もありますが、体脂肪は多いほど発症の可能性は高くなるでしょう。